泉南市 エアコン水漏れ対応
2021年06月13日更新
今回はエアコンのお問い合わせの中でもこの時期増えてくる水漏れに関する対応です。
エアコンの水はエアコンの扇風機である室内機が冷たくなり、空気中の水が結露し、溜まりに溜まって外へドレンホースを伝い流れて出ます。
エアコン工事の中では水の流れを確保することが最も重要であり、水が流れない工事というのは工事士の問題になる事が多いと思います。
電気やガスは上向いてようがひねってようが、圧がかかってぐるぐる走るのですが、
水だけはポンプがついているわけではないので、上から下へ全行程を流れていくように仕向ける必要があります。
さて本題の今回の水漏れですが、結論からいうとホースは詰まっておらずスカスカでした。
詰まりではないとの事で室外機を分解したところ、17年ほどのほこりやカビが中にへばりついている状態でした。
室内機や室外機にはフィンと呼ばれる銀色のギザギザがあり、これがホコリなどで詰まると単純に効率が落ちます。
今回の場合、写真にある通り、室内機のフィンの下側にホコリが詰まりまくっていたため、おそらくこのホコリを伝ってドレンパンという受け皿の外側に水が落ちてしまい、
水漏れという結果が起こっているのではないかと推測。
今回は冷房がしっかり出るまだまだ使えるエアコンなので悩みどころでしたが、
偶然持ち合わせていた高圧洗浄機を使ってクリーニングを入れるか、
数年内に故障するかもしれない古い機械にお金を使うのでなく、新しい機械に入れ替えるかの2択でご提案しました。
お客様はエアコンクリーニングして、壊れたらそれで諦める、という選択をされました。
結果クリーニングを実施し、ホコリカビは綺麗に除去できたので、その画像を挙げておきます。
その後水を1.5ほど室内機に流しましたが、水漏れと思われる症状は出なかったので解決としました。
また水漏れが起こったらお知らせくださいと伝えて終了!
なんにも起らない事を祈ります!