堺市東区 エアコン工事(大変)
2021年06月20日更新
堺市東区にて、少し大きな見積を頂きました。
結果として、コンセントの増設工事・エアコンの設置工事となりました。今回の記事はその一部。
このお家は鉄筋コンクリート製で、取り付けたお部屋は10畳用の部屋でしたがコンセントも穴も開いていませんでした。
まず電源コンセントについてはだいぶ大変な工事でした。
屋内のブレーカーを増設してエアコンを取り付ける部屋までコンセントを引っ張る事が不可能だったからです。
メーターからブレーカーを分岐させて電源を確保せざるを得ず、30mほど電線を保護管に入れて引っ張る必要がありました。
下の写真がBefore/Afterです。
電源ラインは確保して、今度はコンクリート壁面です。
コンクリートの穴あけはかなり大変です。使う道具はこちら。
ダイアモンドコアとボッシュ製のハンマードリルです。
これを装備していない場合、完全に工事不可となります。
コンクリートの中には補強用の鉄筋も埋め込まれているため、あくまでハンマードリルの回転の力で地道にコンクリートを削ります。
20分くらいかかったかも知れません…
なんとか穴あけを完了し、室内機を設置してもまだ終わりません。
外壁には化粧カバーご希望という事で、水の流れを確保しつつカバーを取り付けていくのですが、
ネズミ返しともいうべき家の構造の為どうするか思案。
結果として、立面コーナーを駆使して中空カバーの取付で実施しました。
カバーのある面は西側なので、なんとか全面カバーできて良かったと思います。
一応中空部分は強風により剥がれるリスクがあるのでコーキング等で補強を実施。
時間的に随分かかりましたが、ご納得していただき工事完了となりました。
ありがとうございました!