堺市中区 エアコン配管 断熱材 修繕工事
2024年12月05日更新
堺市中区の倉庫にて。設置されたエアコンの配管がボロボロになって直せる?とのお問い合わせを頂き、出来ます、とのお答えを返して訪問させて頂きました。
到着したところ、銅管がむき出しでドレンホースも跡形もなくボロボロになった配管と室外機があり、お客さんに確認したところ該当するエアコンという事で作業開始。(当時ご不在でした。)
配管の痛み加減としては入れ替えても良いような状態にも感じましたが、コストをかけたいわけでもなく、ガスが漏れている訳でもなく、エアコン自体も10年程経過していた為、現行の配管のまま修繕をすることにしました。
やる事は単純で、2本の銅管に断熱材を差し込み、ドレンホースを新しくつないでテーピングを施しました。
銅管がむき出しな状態の何が悪いのか?
室内機は簡単にいうとただの壁掛け扇風機で、冷やす・温めるの仕事をするのは室外機というのがエアコンです。
夏で言えば室外機が仕事して作った冷たいガスを室内機に届けるのですが、届けるまでの銅管が太陽光に晒されて高温になっていたら、
せっかく室外機で冷やしたガスが道中でまた熱を吸ってしまい、無駄に電気だけが食われてしまって中が涼しくならない、という事態が起こりえます。
室内機から出た分に関しても、室内の熱を吸い取った銅管が、さらに太陽光に当てられて熱を吸ってしまい、室外機は通常よりも熱くなってしまったガスを冷やそうとし、効率が悪くなります。
こういった事態を回避するには、化粧カバーを取り付けるのが最も簡単で効果的です。
強烈な太陽光も化粧カバーで紫外線をカットしてくれるので、しっかり施工すれば20年は保護してくれます。
化粧カバーはその名の通り、「化粧」の為の商品ではありますが、「保護」の観点からもとても有用です。